くるみは昔から郷土料理で使われ、日本人に馴染み深い食材ですね。
“医食同源”と言われるように、食事に注意することが病気を予防する最善の策と思います。
先日、「みんなの家庭の医学」で、くるみの効果が放送されていました。
その影響かもしれませんが、近所のスーパーでは品切れ状態でした。
くるみの成分
くるみは、不飽和脂肪酸を主成分として、オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富な数少ない食品の1つです。
豊富に含まれるオメガ3脂肪酸の他、タンパク質やビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンEといった栄養素がギュッと詰まっています。
また、食物繊維、メラトニン、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛なども含まれています。
くるみの効果
くるみに70%近く含まれるα-リノレン酸の最大の特徴は、動物の体内に入ると青魚に多く含まれる脂肪酸DHAとEPAを作り出す事です。
このDHAとEPAは、血管を丈夫にする働きがあると言われ、動脈硬化の治療薬にもなっているほどです。
オメガ3脂肪酸と言えば、免疫力アップやアンチエイジング、メタボ予防など生活習慣病予防にも効果を発揮すると報告されています。
くるみは、人間の健康維持、増進に必要な成分が豊富に含まれますので、ぜひ積極的に取り入れたいものです。
九州大学の研究では、健康な男女40人が毎日約7個(約42g)のくるみを1か月食べた結果、悪玉コレステロール値が約10%下がったといいます。
しかし、それを実践するにあたり、くるみはカロリーが高いので注意が必要です。
単に普段の食事に加えてしまうと、カロリーオーバーになる恐れがあります。
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