オクラの注目されるところはその栄養価の高さです。
免疫力を高める抗酸化作用の高いビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、β-カロテン、そしてミネラルが豊富に含まれています。
オクラ特有のネバネバ成分は、ペクチンという食物繊維と、ムチンという糖タンパク質です。
ペクチンは、高い整腸作用で腸内環境(腸内フローラ)を整え、腸内の善玉菌を増やすので、便秘予防と便秘解消に有効なのです。
さらに、食物繊維がコレステロールを下げる働きがあり、血糖値の上昇を抑え、血圧を下げる効果があります。
ムチンには胃粘膜の保護し、タンパク質の消化・吸収を助ける働きもあります。
ペクチンとムチンは、共に水溶性なので、やわらかければ生のまま刻んで食べるのがお勧め。
包丁の背でたたくとネバネバが良く出ます。
かたい場合には、あくまでサッとゆでて栄養素を損なわないように食べると良いでしょう。

オクラを生のまま納豆とあわせると納豆のたんぱく質の吸収率が高まります。
おくらの保存法はビニール袋に入れて、野菜室に保存しますが、あまり日持ちがしません。
そのため、買ってすぐに食べない場合は、新鮮なうちに塩ゆでして冷凍保存すると良いでしょう。スポンサーリンク
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