ごぼうには神秘の力があり、食物繊維が多いことは有名ですが、それ以外にも『イヌリン』という多糖類が含まれています。
このイヌリンは腎機能を高め利尿作用や、肝機能を活発にし、免疫力を高める働きがあります。
しかし根菜として食べているのは日本と韓国の一部だけで、中国では薬草に用いることが多いようです。
ごぼうは成分のほとんどが食物繊維で、これには水溶性と不溶性がありますが、ごぼうはどちらもバランスよく含んでいます。
水溶性食物繊維はに腸の糖分や脂肪を包みこみ、これらを排出して血糖値やコレステロール値の上昇を抑えるのに有効です。
血糖が急激に上昇するのを防ぐ働きもあるため、動脈硬化や糖尿病の予防に役立ちます。
ごぼうの皮にはサポニンが多く含まれているので、免疫力アップや、
ごぼう茶は生のごぼうを薄く切って天日で半日干した後、焙煎して煮出したものです。
不溶性食物繊維は腸内の水分を吸収して膨らみ、腸壁を刺激して便秘解消に役立ちます。
このほか、ごぼうにはビタミンやミネラル類、利尿作用があるカリウムや、性ホルモン分泌に役立つアルギニンも含まれています。
ごぼうの栄養や風味は皮の部分に多いので、皮をむくのではなく包丁の背で軽くこそげる程度にしましょう。アンチエイチング効果も期待できます。
このように、ごぼうは非常に優れた健康効果を持つ野菜であり、メタボが気になる方には食材として必要不可欠なものであると言えます。ごぼうには食物繊維やオリゴ糖などが豊富ですが、たくさん食べるとお腹が張るということもあります。
そんなときに、甘みと香ばしい香りが特徴の健康茶「ごぼう茶」が役立ちそうです。
そんなときに、甘みと香ばしい香りが特徴の健康茶「ごぼう茶」が役立ちそうです。
ごぼう茶には水溶性食物繊維やオリゴ糖が溶け出し、ウーロン茶や杜仲茶に匹敵するほどポリフェノールが多く、腸の免疫力を高めるなどの研究成果も報告されています。
水溶性食物繊維を多く含む食品には、ぎばさ,アカモク,ナガモなども知られています。
温かいごぼう茶を飲むと、身体を芯から温め、免疫力を高めてくれる効果が期待できます。
ナグモクリニック南雲吉則先生は、書籍やテレビで「ごぼう茶の若返り効果」として有名です。昔から“医食同源”と言われるように、食事に注意することが病気を予防する最善の策と思います。
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